さてさて、アウェイ川崎戦です。
スターティングメンバー
ほぼベストメンバーと言える布陣。左SHに草民が入るのが普段とは違うところ。
耐える時間の長い難しい試合になると思われます。川崎の一番の凄みはネガトラの速さだと思うので、アビスパとしてはフアンマに一本でボールを収めるのはそうそうできない。前嶋や中村を中心として組み立てる時間が重要となってくるはずです。ただし、前半はリスク回避でフアンマ狙いのサッカーをやるとは思います。
アビスパ福岡を中心に試合を観戦する
前半
森保さんが観戦されてる模様。
福岡は前線からプレスをかけていく。川崎はさすがの技術でかわしながらビルドアップをしていく。
4分、クルークスの左足アーリークロス。前嶋が縦に突破して1枚つれていく。谷口のクリアとなるも、今日も良い連携。
14分、ソンリョンのパスミスをクルークスがカットして侵入。少しボールが流れた分、シュートできず。
16分、川崎は右サイドから低くて速いクロス。マルシーニョが飛び込むも村上キャッチ。数回ここからチャンスを作られている。
20分頃まで。試合前の想定通り、ずっと川崎に握られている。福岡はツートップめがけてボールを蹴るも、そこから攻撃の形にはなっていない。まだ確認できてないですが、今日の保持率はいつも以上に凄いことになってそうです。
福岡としてはパス1、2本でロングカウンター狙い。今のところは対応されている。
25分、福岡の攻撃。山岸が裏をとってクロス。フアンマがせったこぼれ玉をクルークスがシュート。ブロックに合う。
29分、ペナ内でクルークスのシュートは3人でブロックにあう。今日は起点となる前キャプのボールが良い。折り返しに走った前嶋も素晴らしかった。
32分、脇坂のFKから谷口のヘディング。村上のナイスセーブ。
保持率はここまで26%らしい。思っていたよりむしろ高かった。それくらいここまでずっともたれている。しかしスピード感のある攻撃自体はできている。
40分、川崎はダミアンのポストプレイから佐々木のシュート。ブロックして枠外。
42分、川崎のカウンター。村上が出てキャッチ。
前半終了
福岡としては狙い通りの展開と言っていいでしょうか。まず前半無失点というのは今回のテーマだったと思われます。
前半のラスト10分くらいは福岡も繋いで形を作れたこともあり、支配率は少し上がって30%。
橘田に自由に展開された印象。ここはテコ入れ必要と感じました。
後半
フアンマに替えてルキアンが入る。
55分、遠野のシュートで失点。0−1。ダミアンが空けたスペースに入って後ろからのボールをシュート。
58分、家長のシュート。奈良が弾いて枠外へ。川崎はゴールしたことでストレスが減ったかもしれない。
直後のCK。車屋がヘディングでゴール。2−0。
前キャプの顔に谷口の手が入ったものの、カードなしのゴールもそのまま。シュートに関係ない部分ということの様子。
67分、福岡のCK。奈良のヘディングはソンリョンが触ってゴールバー。惜しい。
68分、山岸が前線でボールを奪ってルキアンがペナに侵入。挟まれて捕られる。
71分、クルークスと田邉が下がって金森とタナタツが入る。
74分、中村が遠目のミドル。パスがつながっている時間なのでもったいないように見えますが、中の選手としてはゴール前に閉塞感を感じているのかもしれない。
86分、中村と山岸が下がって北島と湯澤が入る。
前嶋がハーフに上がって湯澤がサイドバック。確かに後半も前嶋は意欲的に攻めてましたし、この形はアリだと思う。
終盤、川崎のプレスが早く、福岡がボールをとってから攻撃までできない。川崎が最強たる所以のネガトラスピード。
試合終了
2−0で敗北。
今回は力負けです。同点の間はプラン通りに進めていた感もありましたが、遠野のゴールでそこが綻んだ。CKからの失点はゾーンディフェンスの穴とも言えますが、失点直後で集中力が落ちたようにも見えました。
チームとしてまとまって戦った結果ですので、受け入れた上で次に期待です。いろんなタラレバはあると思いますけどね。