J1第38節 FC東京vsアビスパ福岡マッチレビュー

ついに今年最後の試合となりました。早い段階でJ1残留を決めてましたから、残った6試合くらいは色々試した上でやれたのも大きかったですね。最近負けてはないですけど引き分け続きなので、長期オフの前に勝利で締めくくりたいところです。

今日引き分け以上で8位。負ければ9位です。最終順位が決まる日ですから、アビスパらしく蜂位で行きたいですな。

また、アウェイではあれど、今日がアビスパ見納めの選手もいるかもしれません。ホーム最終戦に比べればそうでもないかもしれませんけどね。

スターティングメンバー

TOPに金森、右SHにクルークス。前節の後半の布陣ですね。クルークスは契約上来年もいる前提だと思いますから、これはある意味来年の形に近いのかも。山岸がいれば、また話変わりますが。杉本をトップ下の金森左というのもオプション的にやりそうな気がします。以前重廣がそんな感じで使われてましたし。そういえば今日も重廣がいない。プレイ好きなんですけどね。

奈良が連続してベンチ外ですけど、怪我でしょうか。レンタルバック前提でベンチ外指示とかではないと都合よく信じておきます。

そして森山。今日こそリーグ戦初出場を!気づけば全選手で一番森山を気にかけている気がします。一番プレイが好きな選手は山岸ですけどね!

アビスパ福岡を中心に観戦する

似たようなカラーの両クラブ。まずは東京がロングボール使いながら押し込むスタート。福岡はセーフティにボールを切りながら落ち着かせている。

4分、金森が奪って左へパス。志知のクロスを金森がボレー。枠外でしたが惜しかった。良いプレー。

5分、志知がオーバーラップしてゴール横までえぐってシュート。GKに止められたこぼれ球をクルークスの左。ともにブロックされる。攻撃をやり切って終わっているし、良い感じです。

アビスパの課題であり、より上へ行く為に必要な部分だと思うんですが、ポジトラのボールを失うことが多すぎる。まず前線へ当てるというやり方である以上、どうしても半分くらいはマイボールにならない。その分セーフティだというメリットもあるんでしょうけどね。

13分まで。金森のミドルシュートは枠外。森重の無回転ミドルは村上のセーブ。森重のシュートは危なかった。

クルークスの左足はだいぶ警戒されている。守り方がちゃんと対策された守り方になってますね。

インテンシティが高く、縦に早い試合。まだ0-0ですけど見応えあります。右で湯澤が高い位置を取ってチャンスになりかけるんですけど、ゴール前の決定機まではまだ行かず。

前中村を経由して繋ぎながらビルドアップ。結構いい感じ。

25分、FKから大外の宮がヘディングするもDFにブロックされる。東京のゴール前がなかなか硬いです。

27分、福岡の縦に早い攻撃。シュートまで行きたいですね。展開は良いです。

33分、前がカットしてフアンマのミドルシュート。枠内に飛ぶもGKセーブ。

宮がディフェンスラインで前中村と絡みながらビルドアップするのが形になっている。ハイプレスのショートカウンター、ブロック強いてロングカウンターの基本はありつつ、遅攻もサマになってる。

44分、FKから大外の宮のヘディング。ゴールバーに当たる。

前半終了

明らかにペースを握っていたので、なんとしても1点取っておきたかった。前中村を中心にビルドアップがうまくできていて、湯澤や志知が良い形で攻撃参加できていました。ゴールに迫ったシーンは数回ありましたが、最後のDFを崩したシーンはなかったと思います。セットプレーの宮はいつも惜しい。そろそろ決まってもよさそうなんですが。

あと、レフェリー次第でPKを獲得できていた可能性があるシーンが二つ。ともに杉本。でも福岡はPKの決定率低いからな〜。

後半

前半と同じような後半の入り。東京はゴール前が硬く、最後のところで崩せていない。

50分、アダイウトンのバイシクルは枠外。ちょっと東京もリズムある攻撃が出てきそう。

押し込むシーンが長いんですが、ゴール前に人数かけられて崩せず。フアンマの強さに期待したいが、今日の主審とはちょっと相性良くないかも。

東京が押し込んでいる時間帯は基本的に金森が引いて4411の形。フアンマが結構自由に追いかけたり戻ったりするので、金森がそこのバランスを取っている感じ。

64分、クルークスに変えて渡イン。福岡は足が止まりかけてきていたので、金森右にして渡が追いかけ回る感じでしょうか。

引水タイム。草民が杉本と交代。杉本今日はよかった。草民ヘアバンしてない!

今のところ、後半は少し運動量が落ち、反応が少し遅れ気味ながらもデュエルが多い。アダイウトンのフィジカルが効いてるように見えます。でもグローリがよく抑えてる。

草民が交代後良いアクセントになってる。前半のような主体的な攻めというのが今日は大事かなと。

80分、金森フアンマが下がって城後と北島イン。ユージきましたね。期待しかない。

CKのキッカーに北島。ニアに良いボールいってました。時間短いし、何か爪痕を。良い爪痕を。

カウンターで北島が持ち上がるも渡と動きが被ってチャンスを演出できず。気持ちは感じるけど、ちょっとチグハグ。

AT2分、カウンターチャンスをシュートまでいけず、セカンドチャンスに北島が持ち込んでミドル。もう一つワンツーなどでDFラインを崩すまでいきたいところですが、時間的にも打つことで何か怒ることを期待したシーン。

終盤、森重がタンカで運ばれてアウト。渡がアフター多かったですけど、このシーンに限ればそこまでなかったと思うんですが。いつかクルークスがアウトした時と似ていたように見えました。

試合終了

0-0の引き分け。後半はスタミナも若干キツくなりましたが、スコア以上に見応えのある試合はしてくれたと思います。

まず、この試合でアビスパ福岡の年間順位8位が決まりました。年間通しての順位としては過去最高で、語呂もいい。(蜂位)そう考えると、引き分けは悪くなかったと思います。

色々と課題もある試合でしたが、前中村を中心としたビルドアップは個人的にチームの成長を感じることができて嬉しかったです。志知湯澤のサイドも素晴らしかった。グローリはアダイウトンをかなり抑えることができたと思いますし、宮はビルドアップのキーマンになりうる。セットプレーで得点に至りたいところです。前節ネット揺らしたんですけどね。

個人的MOM

引き分けですけど、最終戦ですし久しぶりに選んでおこうと思います。

個人的MOMは前キャプテン。ヒートマップおかしい。足元の上手さもあるし、顔を出す範囲がすごい。また、今日は中村とのコンビの良さがより見えたと思うし、流石にそろそろ代表もあっていいんじゃないのかと思える。

今年終了しました

自分でも書いていくことで気づいたわけですが、試合がないとブログ更新ほとんどしませんでしたね。オフシーズンどうしましょうか。今年の統括的な記事は出そうと考えてはいます。

新加入選手は掘り下げて紹介(一緒に勉強)はするつもりです。このブログで一番ヒット数多い記事ってグローリ加入の時の記事なんですよ。普段はこの記事は多くて300ヒットくらいなんですが、グローリの記事は8000ヒット位飛びまして。いまだに抜けません。

そして冨安の戦いは年末年始も続きます。今度からはアーセナルも記事にしましょうかね。最近冨安のクロスもいいんですよね。ウデゴが冨安の初アシストを喜んでくれてたシーン、とても感銘を受けました。

とりあえず、今日の試合お疲れ様でした。そして一年間、ほんとにお疲れ様でした。アビスパの歴史を作った今年、所属して頑張ってくれたみなさんに感謝しています。アビスパ誇らしい。

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