2022アビスパ-1

2022アビスパ-1

移籍情報も出てきてますが、それらに触れる前に今年を整理していこうと思います。オフシーズン長いですし、ゆっくりやりましょう。

新聞などに移籍情報として出た場合は内部リークのこともあると思いますけど、SNSで噂として拡散しているのはどうなんでしょうね。

「人の口に戸は立てられぬ」

「雄弁は銀、沈黙は金」

私自身のスタンスとしてはそんな感じです。噂は止められないし、それにいちいち踊りすぎるのもよくない。

退団するかもと自分の推しチームの選手の名前を挙げたとして、それを見て悲しむ人がいる可能性は考慮してほしいものです。いざ去ってしまった場合の心の準備だとは思いますが、サッカー選手やその家族も私たちと同じ人間なのです。

人の入れ替わりが激しい業界ですから、それでも情報は飛び交うんですけどね。試合ない毎日が続くと養分が欲しくなってきます。なので仕方ない部分もあるとは思います。

シーズンのスタッツ

情報はフットボールラボさんを推奨しています。

割合得点内訳失点割合
(3.4%)1PK3(7.9%)
(3.4%)1セットプレー直接0(0.0%)
(24.1%)7セットプレーから7(18.4%)
(20.7%)6クロスから9(23.7%)
(0.0%)0スルーパスから4(10.5%)
(31.0%)9ショートパスから6(15.8%)
(6.9%)2ロングパスから1(2.6%)
(3.4%)1ドリブルから2(5.3%)
(6.9%)2こぼれ球から4(10.5%)
(0.0%)0その他2(5.3%)

得点パターン

得点パターンの1位はショートパス、2位がクロス。

今年はシーズン中盤〜終盤まではクロス本数が多いけどクロスから決まらないというチームでしたが、最終盤の試合でクロスから得点を稼ぎました。今年のクロスの本数はリーグ2位。最終的にはクロスの質も中の選手の入り方もよくなりましたから、来年はもっとクロスからの得点を増やせるかもしれません。

ショートパスからの得点が多いのはフアンマやルキアンを起点として、そこから少ないパス本数でシュートまで行くからですね。セットプレーからの得点も徐々に増えていきました。

失点パターン

失点パターンは結構色々とあり、1位はクロスから、2位はセットプレーから、3位はショートパスから。

個人的な見解ですが、ショートパスからの失点が6、セットプレーからの失点が7というのは良い数字だと思います。

今年の数字が似ていた京都さんのスタッツと比較すると、(アビスパは29得点38失点、京都さんは30得点38失点)京都さんはショートパスから8失点、セットプレーから11失点となっています。失点の総数が同じなのでどちらがいいとは単純にないかもしれませんが、意図的な守り方ができていたかどうかの指標にはなると思います。

じゃあ福岡はクロスに弱いのかというと、それはまたちょっと違うかもしれない。

中を固めて跳ね返すということを得意としていますので、ある意味クロスをあげられることはそこまで問題としていなかったのかなと。つまりはポジトラでボールを取られる機会が多すぎて、想定以上にクロスを上げられたということなのではないかと思うのですが。探しましたところ「被クロス数」がわからなかったので、これはあくまで仮説です。

内訳試合平均リーグ順位リーグ平均
ゴール0.817 位1.2
シュート9.618 位12.4
枠内シュート2.818 位4.0
PKによるシュート0.110 位0.1
パス335.918 位461.2
クロス17.42 位14.3
直接フリーキック11.75 位11.2
間接フリーキック1.75 位1.7
コーナーキック4.113 位4.5
スローイン21.812 位22.3
ドリブル10.99 位10.7
タックル20.02 位18.0
クリア22.15 位20.4
インターセプト1.98 位1.9
オフサイド1.216 位1.6
警告1.43 位1.1
退場0.111 位0.1
30mライン進入回数31.817 位37.4
ペナルティエリア進入回数9.915 位11.4
攻撃回数113.913 位116.9
ボール支配率42.7%18 位50.0%

※進入回数データはセットプレーを除いた数値

非常に特徴のある数字分布です。

「ボール支配率を問題にしないチーム」ということで長くやってきていますが、今年も相手ゴールを脅かした回数が少ないです。去年より得点数が少ない(試合数で割った得点率として)ですが、去年は30mライン進入回数は28.7でリーグ20位、攻撃回数は118.4でリーグ10位でした。ただし去年のシュート本数は1試合平均10.5に対して今年は9.6。「シュートで終わる」ということが去年よりできていなかったのかもしれません。枠内シュートも去年3.2に対して今年は2.8。アタッキングサードにおけるシュートチャンスの構築が課題でしょうか。

知りたい数字は「被クロス数」と「スローイン成功率」なんですが、データを使わせていただいているだけなので贅沢は言えません。毎試合個人でデータを取ったりしちゃうと純粋に試合楽しめませんからね。

※今年はクラスターで選手が揃わなかったり、後遺症でコンディションが整わなかったりした時期が長くありました。そこを考慮すれば、数字上現れない部分も多いにあると思います。

ポジション別スタッツは別記事で

シーズン中盤にやろうとして頓挫したポジション別記事。これは深掘りできて楽しいのですが、その分、完成させる線引きが難しくてですね。細々と刻みながらやっていきます。

まずは今回これまで。

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