J1第11節 サンフレッチェ広島 1 – 2 アビスパ福岡 マッチレビュー

J1第11節 サンフレッチェ広島 1 – 2 アビスパ福岡 マッチレビュー

一週間振りのリーグ戦。ミッドウィークにルヴァンがあったので連戦ではありますが。

スターティングメンバー

ついにジョン・マリがベンチに。渡とエミルは古巣対決。長谷部さんは古巣相手の場合、ほぼ起用している気がします。意図的にそうなっているかはわかりませんが、今のところ功を奏しています。

フォーメーションはお互い4-4-2のミラーゲーム。

山岸、重廣、杉本がいませんね。これはコンディションを重視して回していくということでしょう。クルークスの圧倒的技術にも期待です。

アビスパを中心に振り返る

スタートからアビスパはロングボール主体。というか、取ったらとにかく前に蹴るというくらい徹底してました。広島は左サイドから東がアーリークロスでチャンスを作ろうとしたり。固い入り。

先制はアビスパ福岡

前半10分頃。右サイドでロングボールを収めた金森がクロス→相手ディフェンダーの足に当たってオウンゴール。ラッキーな形ではありましたが、相手が味方ゴールに向かったディフェンスをせざるを得なかった為に生まれたゴールでもありました。

気合十分の渡とエミル

先制点が早かったのもあり、ブロックを敷いて自陣でプレーすることが多くなりました。そういった中で、 渡は前線からのプレス、エミルは先制点のきっかけとなったようなキックの質でそれぞれ良さを発揮。

前半28分にサンフレッチェ同点

給水タイム明けから広島が連続して効果的な攻撃。青山から東にクロスからヘディングで同点ゴール。結果論ですが、福岡はちょっと丁寧になりすぎたかもしれませんね。重心が後ろに重くなりすぎたのが失点に繋がりました。

同点になってからは福岡も押し上げ、コンパクトなサッカーに。しかし、その分広島はカウンターで浅野やエゼキエウ等が目立つように。あと縦パス入れられすぎだった印象。

前半38分の志知→渡

これは決めたかった。志知のトラップ、クロスともに最高。ある意味、オウンゴールで得点したシーンより得点しそうなシーンだったかもしれない。

その後も志知からチャンスが数回ありました。相手も東が高い位置を取って攻めることが多かったので、お互い左サイドからチャンスが多かったですね。

後半は福岡の時間を多く作る

コーナーキックのこぼれ球をダイレクトで前キャプテンのスーパーゴール。いや、ほんとスーパーでした。※コーナーじゃなかったですね。右サイドのエミルのクロスからでした。

広島は前線の選手を交代してから攻撃が少し停滞したように感じました。福岡のコンパクトな上がりの裏をついた攻撃がなくなって、福岡は守りやすくなりましたね。

後半途中、渡からマリに交代。初めてのマリに期待大。出場してすぐわかったのがフィジカルの強さ。まさに戦車。そして技術もあるのはよくわかります。アバウトなロングボールでも可能性を感じる選手。

後半35分、石津とメンデスに替えてクルークスと城後投入。そこから数分して金森に替えて宮投入。守備固めで逃げ切りを図りました。

ここで村上の神セーブと身体を張ったパンチング。今日もMOMは村神なのか?と思ってしまう活躍。

結果は1-2で勝利

リーグ戦はFC東京戦に続いて2連勝。ルヴァンも入れたら3連勝。良い流れです。

クルークスはもう溶け込んでますね。守備の時間帯が多かったですが、プレースバックも良かったです。金森や吉岡も良いので悩ましいですが、十二分に中心人物となれる存在だと思います。

マリはまだこれからですかね。良さは見えましたから、スタートは良いんじゃないでしょうか。

これで12試合で勝ち点16。良いペースです。

MOM

今日の個人的MOMは前キャプテン。次点で村上。

次点で村上多すぎる。それだけビッグセーブがあるとも言えるし、危ないシーンを作ってるとも言えますね。

前キャプテンはゴラッソもそうですが、マイボールにする刈り取りが目立ちました。自陣のゴール前を見ても前キャプテン、相手ゴール前を見ても前キャプテン。何人いるんでしょうかというくらいの運動量。そしてクオリティも高かった。

次は水曜ルヴァンで土曜にホームで浦和戦。先着5000名にしゃもじもらえますから、皆さん現地で観戦しましょう!現在、12試合終わって4勝4分4敗の蜂位!

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