昨日、大河ドラマ「麒麟がくる」の第2話がありました。元々、戦国時代を扱う大河ドラマは視聴率が高めなのですが、今回は直前の帰蝶役交代劇もあり、初回スタート前から注目度は非常に高かったですね。
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— 【公式】大河ドラマ「麒麟がくる」毎週日曜放送 (@nhk_kirin) January 27, 2020
第2回「道三の罠」
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私は2009年「天地人」2011年「江」に関しては当時全て見ました。個人的大河ドラマに求めているものが「天地人」にはあったといいますか。「戦国武将のかっこよさ」を見たいんですよね。でもかっこいいっていうのはそれぞれの特徴を多いに発揮してほしいみたいな感じで良くて。軍師官兵衛で荒木村重を演じた田中哲司さんはかっこよかったです。そんな感じの捉え方。
「江」の場合は、どんな戦国の英雄に対しても顔を出しているオリジナルストーリーなところが意外と面白かったです。「あら、その武将の生死の間際に江が!」「まさか、この武将の選択に江が絡んでいるとは!」みたいな感じですね。
歴史に点在する武将の『人間っぷり』は、大河ドラマの醍醐味だと思っています。特に「麒麟がくる」第2回の主役は本木雅弘扮する斎藤道三だったと言っても過言ではないでしょう。
第2回のタイトルは「道三の罠」でしたが、私としては「美濃のマムシ」がタイトルで良いくらいでした。土岐頼純役の矢野聖人と斎藤道三役の本木雅弘のやり取りが最後にありますが、あのワンカットは凄かった。ストーリーがおおまかにわかっていたとしても関係ないですね。なんていえばいいんだろう。
「いいもの見た」
みたいな感じです。10分間くらいノーカットで進み、そのまま終わる第2回。もし興味があって見逃したという方がいましたら、土曜日午後1:05から再放送を見れますので是非どうぞ。
「主君であり娘婿でもある土岐頼純を毒殺するシーンは、かなり緊張感のある現場でした。実人生でも特異な父を持つ娘の婿である自分としては、もしあの時代に生きていたらと思うと他人事とは思えず(汗)」(本木雅弘)#麒麟がくる pic.twitter.com/t2x7mmVEgt
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伊右衛門…
今回知ったのですが、BSプレミアムなら毎週日曜の午後6時から大河ドラマやってるんですね。
なお、視聴率は初回が19.1%、第2回は17.9%でした。この5年間くらいの大河ドラマの中では一番好調な滑り出しです。2話で少し視聴率が落ちるというのはいつも通りのことですし、久々に20%台に乗っていきそうな気配は十分あります。今クールのドラマの中では群を抜いて良い数字を出しています。
ドラマを取り巻く映像に関しても惹かれます。
書体は「明朝!太文字!隷書!」で質実剛健な印象です。スマートじゃなく武骨な雰囲気が、合戦を多々描くドラマにマッチしています。
CGを多用した映像美も特筆すべき点です。非常に鮮やかな映像で使用されている色はカラフル。従来は落ち着いた色の袴で描かれることが多かったと思いますが、今回の色彩に違和感はありません。(少なくとも私は)
日曜の夜に楽しみが残っているのって良いですよね。