残す試合は３試合。内容より結果と言葉で言うのは簡単ですが、勝ち点を取るためにどういった準備をしてきたのかが重要です。
スタメン
まずは奈良が復帰。スタメンに名前があったことだけでも一安心。
今日はおそらく３４２１で、右WBには湯澤。天皇杯長崎戦のようなゴールに向かう持ち上がりも期待したいところ。
クルークスが控えに回ったのも最近では珍しい。得点が必要ということでWGのような立ち回りが多く、前嶋が一人で広大なスペースをカバーすることが多かったのは気になっていました。
ジョンマリにクリアボールを追わせるのではなく、いかにパスを供給できるかが生命線になってきそうです。
試合観戦のメモ
前半
いきなりシャビエルから青木に良いパス。危ない危ない。
福岡のカウンター。ジョンマリ起点でルキアンが運ぶ形。
札幌は青木が積極的に前線で仕掛けてくる。ペナ内の対応は減らしていきたい。
山岸が左浅いところで受け、サイドチェンジ気味に浮かした裏へのパス。ルキアンのシュートはヒットしなかったものの、連携で崩すカウンターが二つ目。
１２分、アーリークロスに宮が苦し紛れのヘディング。これが枠内に飛んで村上が弾いたところを青木が押し込む。１−０で札幌の先制。ミスといえばミスだが、それを引き起こすべく連動した札幌のプレーだった印象。
先制されたこともあり、福岡はハイプレスの回数が増える。それなりにマイボールにできてはいるものの、奪った後に勿体無い失い方が続く。
滑る選手がかなり多い気がする。以前はベススタも滑る選手が多かったと思い出す。踏ん張りが効かないピッチなのかもしれない。怪我は気をつけたい。
２０分過ぎまで。福岡は枠内シュートを打てていない。また、札幌はゴール前への浮き球が絶妙で数回チャンスを作っている。
札幌はボールホルダーへのアプローチが早い。前やルキアンは１枚かわして対応しようとしている。
ジョンマリ対岡村の場面が続く。岡村も強いが、福岡のサッカーだとジョンマリがここで収めるか競り勝つかしないと難しい。
３３分、右サイドを湯澤が一人で突破してジョンマリ。ダイレクトで打つも枠外。DF遠かったですし、トラップしてもよかったと思うが、この辺は周りのコーチングが届いたりしてないのか気になるところ。
３９分、札幌は駒井が交代。直前のプレイで着地の際に膝付近に問題が生じた模様。
湯澤が再三低い弾道のクロスを供給している。今日一番得点が入りそうな雰囲気がある。
４４分、福岡のショートパスを繋いだカウンター。最後のシュートのところだけという展開。
前半終了
今日も前半早めに失点してしまった。対応が難しいシーンではあったものの、宮のヘディングも村上の弾いた場所も悪い方向へ行ってしまった。
前半苦戦した一番の理由は札幌の出足早い守備にあると思う。それでも福岡がチャンスを作れているのは、湯澤やルキアンの強引なドリブル等から。ピッチコンディションもあるし、局面の勝負はどんどん仕掛けた方が良さそう。
後半
４９分、湯澤のクロスに山岸が首を捻って低いヘディング。ポストに当たる。
５８分、ジョンマリに替えてフアンマ。
チャンスを作りかけるもミスによって失う。
今日の湯澤のクロスはかなり質が良い。なんとか点にしたい。
７４分、福岡はフアンマを軸として縦に繋ぐ攻撃。最後はフアンマの落としを山岸のシュート。DFブロック。
湯澤に替えてクルークスが入る。
７５分、CKから宮のヘディングでゴール。１−１同点。
７７分、フアンマがDFを抜いてゴール。１−２で逆転！
終盤、福岡は粘り強く守る。サイドでは志知が持ち上がり、フアンマは起点に。
ATは５分。この得点差のまま時間を使って終わらせにいく。
試合終了
１−２で逆転勝利。よくぞ勝ち点３もぎ取ってくれました。
宮のゴール決めた後の咆哮は魂宿ってたし、その２分後にはフアンマの技術が詰まったゴール。宮が決めたCKの元となったプレイも連続でセカンドを拾ってゴールに迫っていましたし、攻勢となった時に逆転までできたのが大きかったです。
リーグは残り２試合
残留争いをしているチームではガンバさんとアビスパが残り２試合、他は残り３試合。次は２９日にホーム最終戦でもある柏戦。声出しエリア以外は１００％入れるようになりましたし、迫力あるホームの後押しを皆でやりましょう！
