2022シーズン 第7節アビスパ福岡vs鹿島アントラーズ

2022シーズン 第7節アビスパ福岡vs鹿島アントラーズ

平日開催のリーグ戦。福岡としては金J以来なので中4日。移動もある鹿島さんに比べればコンディション整えやすいはずです。

引き分けが多い今シーズン、難敵とはいえ勝ち点3が欲しいところです。

スターティングメンバー

前嶋復帰です。本当に良かった。

アビスパの2022年版ビルドアップの担い手と言ってもいい存在でしたから、ここから試合がより楽しくなりそうです。アーセナルで冨安を応援する楽しみと似てるんですよね、前嶋を応援するのって。理詰めでポジショニングしていくんで、福岡の中では珍しいビルドアップを得意とする選手だと思っています。個人的に今年のイチオシ選手。

そして前回ベンチには戻ってきていた奈良がスタメンへ。注目の相方は宮。

左SHには古巣戦の杉本。ここは最近田中達也が気を吐いていましたが、今回はベンチスタート。後半から流れを変えることのできる存在でもありますし、期待です。

今日は久しぶりにベストメンバーと言ってもいいんじゃないでしょうか。また、前述の通り中4日でホーム連戦ということで、コンディションは良いはずです。期待しています。

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前半

福岡はロングボール中心でスタート。前半はリスク回避の形。

3分、福岡のカウンター。志知がクロスを防がれるも一つ形を作る。

入りは福岡が先手を取れている。相手陣内で持つことはできているので、ゴール前の固い鹿島DFをなんとか崩したい。しかしまだまだ集中力は高そう。

お互い縦に早く、トランジションゲームの様相。これはスタミナ削られそうな展開。

10分くらいになると鹿島の時間。しかし、お互いにゴール前は固い。ペナに侵入されているのは怖いところ。

ツートップが敵陣でマイボールにできる率が高く、シンプルに押し込み合う。そのロングボールを鈴木がペナ内でキープするので、そこは怖い。

福岡はフアンマのポストプレイが良い。前半はフアンマ起点で十分やれそう。山岸はあまりボール触れてない。

26分、村上の神セーブ。2本連続でスーパーストップ。やはり鹿島はこじ開けるのがうまく、村上の神がかったセーブには助かった。

福岡は肝心な部分でボールロストが多い。クルークスは結構ファウルをもらってくれるものの、今日の杉本はボールロストが多い。

終盤、福岡のカウンター。杉本のシュートは決まらず。

前半終了

0−0。バチバチの戦い。お互い力押しな感じですけど、鹿島さんの方が試合巧者感はある。

福岡としてはフアンマが起点になれていたのですけど、そこから決定的シーンを作るまでは至らず。ちょっとゴール前でのテンポが悪い印象。

後半

杉本とフアンマが下がり、タナタツとルキアンが入る。

47分、CKから鈴木のヘッドはゴールバー。危なかった。そのカウンターでクルークスのドリブルをファンアラーノが手で止めてイエロー。

60分、タナタツの突破からクロス、ルキアンのヘディングはミートせず。タナタツさすが。

71分、上田のシュートが宮に当たりコースが若干変わって決められてしまう。0−1。

金森と柳が入り、山岸と前嶋が下がる。

80分、クルークスに替えて草民が入る。

84分、柳のクロスに金森。スライディングするも合わず。

87分、タナタツの巻き込みミドル。GKのセーブ。惜しい。

AT5分、金森のループ気味のシュートは鹿島GKのスーパーセーブ。

試合終了

0−1の敗戦。

鹿島さんは最後まで出足が早く集中していました。福岡もよく粘りましたが、決定打に欠けた。強いて言えば、FWの決定力の差かもしれない。

全ての面で上回られた印象がある。それでもディフェンス陣は頑張ってましたが、攻撃面では閉塞感があった。

終盤、金森がチャンスを連続して演出。福岡がゴールを決める時は丁寧に崩すというより早い展開で相手を揺さぶった結果のゴールが多い。今日は金森が一番ゴールに近かった印象でした。変な話、良い意味で雑で速いパスが結果的につながってゴールみたいな。

今は耐え時です。色々な意見が飛び交うと思いますが、ウィンドーは閉まってますし現メンバーで戦っていく必要があります。

やはり決めるべき時に決めるか否かだと思います。そこを後半託せるのが、福岡では金森なんじゃないかと。スタメンはフアンマ山岸がベースだと思いますが、スタメンのツートップにも金森を入れてもいいくらいです。また、タナタツも後半起用は当たっています。※前半からでもいい仕事しますけど。

次は10日の日曜アウェイで広島戦。難しい試合が続いてますが、まだまだこれからです。この記事書いてる今は、ちょっと痩せ我慢です。

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