ちょっと間が空きました。明日が仕事納めということで、巻きで色々とやってまして。まあ、今日大方片付いたので、少し平常心になって記事も書いてみようと。
新加入
田中
ついに帰ってきましたアビスパJrユース出身の田中。通称タナタツ。
ユース出身の田中といえばユースケがアビサポには馴染みがあると思いますが、それ以来の田中。快速のサイドアタッカーなところは同じ田中。
ユースには上がれず東福岡に進学。そして九産大へと進み、そこで特指としてロアッソ熊本さんに3年所属。(つまり2年生時〜4年生時)卒業後、ロアッソ熊本に4年所属。指定選手時代も含めると7年もいたわけですね。アビスパJrユース出身とはいえ、これは熊本さんを第二の故郷と感じるレベルでしょう。
キャリアハイは2018年J2熊本時代、42試合出場9得点。2020年J1大分では33試合出場8得点。ガンバ大阪や浦和レッズにも所属していますが、数字上では九州のチームにいる時こそ輝いています。
直近で所属していた浦和レッズでは28試合リーグ戦に出ていますが、先発は12試合。途中出場が多い選手でした。そんな中で4ゴール2アシストですから、ゴールに直結する働きはできていたとも言えるのかもしれません。得点シーンを見ると、ちゃんとそこにいることでゴールになっているみたいなのが目立つ。スプリントを惜しまない選手ということですね。
ちょうどJ公式がそういったシーンを切り抜いていました。これ、J2福岡時代の朝陽を思い出します。
この動画の一番最後が田中。猛ダッシュでゴールまで。やっぱこれも朝陽に見えるな。
左右どちらでもいけますから、左に置いてクルークスと田中が切り込んでシュートをちらつかせる感じも面白そうですし、右からえぐったクロスを量産してもらうのも良さそうです。今年のアビスパになかったスピードを補ってくれる選手ですね。
移籍
グティエレス
グティは栃木SCさんに移籍となりました。
約2年前に来日してすぐ交通事故、別件で大怪我。今年は肘が入って歯が折れました。2年前、大怪我がわかってすぐグローリを獲得。非常に迅速な獲得だったので、おそらく当時のグティとグローリはどちらを獲得するか際どい二人だったのではなかろうかと思います。そして、グローリは周りを納得させる活躍を継続していき、アビスパの中心人物となりました。
グティは2020年後半に復活しましたが、ディフェンスにおいてはグローリの牙城を崩すことができず、シュートブロックにおける軽さもネックだったように思います。
ただし、フィードの正確さ、縦パスのアイディアや積極性など、攻撃面の良さは光っていました。出場数が少なかった為、数は少ないですが。
グティは今年のホーム川崎戦スタメンでしたね。後半途中まで攻められる時間が長いので、グティがどういった動きをしていたのかハイライトでわかりやすいと思います。
ファイタータイプじゃないので身体を投げ出した守備をしないのがちょっと物足りない時もあるんですけど、その分PA内で不用意なファウルもしません。(大体は)
余談ですけど、この動画見てるとどうしても「この男の左足は本当にすごぉぉぃ」まで見てしまいます。これはもう仕方ない。
今回移籍となりましたが、日本3年目ということもあって色んなやりやすさはあるんじゃないでしょうか。来年のJ2は山口の吉岡、栃木のグティは要チェックです。