J1第29節 湘南ベルマーレvsアビスパ福岡マッチレビュー

J1第29節 湘南ベルマーレvsアビスパ福岡マッチレビュー

残す試合もかなり少なくなってきました。今日を入れて残り10試合。現在勝ち点42ですから、あと8で勝ち点の目標は達成です。初志貫徹、まずは残す勝ち点8を取ることに全力ですね。

なお、本日も23時からバーンリー対アーセナルがあります。前節の冨安いきなりインパクト残してくれましたし、今日も楽しみです。アビサポとしては最近週末忙しいですな。育成型レンタル3人も追いかけていると暇しませんね。

スターティングメンバー

スタメン面白いですね。メンデスもマリも不在。ただ、フアンマの存在感が相当大きくなっていますし、渡や城後がベンチに入るならやってくれるでしょう。

あとエミル戻ってきましたね。湯澤さんがサブイボでトキメキな出来なのでスタメン戻れなかったのかな。奈良じゃなくて宮というのは意外でしたが、宮も最近良いですもんね。

後半戦において、誰が出ても大丈夫と言えるような状態になってきたのかもしれません。J1でこれはすごいことですね。福岡は台風も去って天気は良いですが、湘南はどうでしょうか。降水確率を見ると結構悪天候の試合になりそうです。

アビスパ福岡を中心に振り返る

前半

試合開始時点では雨は止んだ模様。ピッチには水が多く含まれてますから、ちょっとボールの転がり方が怪しい。それでも芝が捲れる感じはあまりないですから、芝の状態は良いんでしょうね。

開始5分。湘南は比較的グラウンダーで繋ぎ、福岡はロングボールをフアンマ山岸へ。いつも通りですが、早い段階から志知の攻め上がりが結構良い感じです。

10分、湘南の裏抜けからシュート。角度のないところでしたがチャンスを演出されました。

湘南の連続したパスワーク。福岡としてはちょっと我慢の時間帯。ロングボール主体でスタートしているので、相手ボールの時間が多い。ただ、まあまあマイボールにはできている印象もある。

16分。宮の裏を抜けられ折り返してシュートを打たれる。村上のセーブでことなきを得る。宮の裏抜けられたのは2回目。

22分頃まで。湘南ペース。連動したパスとドリブルで迫る。ただし、福岡としては崩されるまでには至っていない。攻撃を凌いだ後にフアンマへのロングボールばかりとなっていて、それが収まらなくて連続で攻められている。

24分。タリクのラインブレイクからシュート。これは村上の神セーブ。危なかった。連続して攻められいるのがきつい。杉本が持ち上がって時間を作ろうという試みもしてましたが、湘南の守備も気合いが入っていてちょっとまだ難しい。

26分、中村駿にアクシデントの模様。重廣と交代。

28分、アビスパの連続した攻撃からシュート。相手のブロック時にPK獲得。金森のシュートが良かった。

30分、フアンマがPKを決めて先制。0-1。いや〜、PK決まりましたね。PKだけはほんと今年特に決まらなかったんでヒヤヒヤでした。

33分、タリクの突破からシュートは外れる。スローを見るとオフサイドかなとは思いましたが、違う様子。福岡としてはリードしてますけど、ピッチコンディションや中村のアクシデントなどもありますし、まったく安全ではない。

38分、志知のインナーラップからFKゲット。前半押され気味な中、志知の良い攻撃参加が目立つ。

続けて39分、福岡は左サイドで作ってクロスからフアンマ。得点の匂いがするプレー。

42分、久しぶりに見た山岸のセクシー胸トラップ。特にチャンスになったわけではないんですけど、好きなプレー。

43分、志知がゴリゴリのフィジカル突破。今日の志知は特に攻撃で目立つ。直後、フアンマが谷に無駄な体当たり。これはダメ。

45分、山岸が石原に後ろからヘディングされて頭を打つ。今日は何かと接触が多い。怪我は中村駿まででなんとか抑えてほしい。

前半はAT4分ありました。接触が多くて中断時間も多かった。すんなりと終わりそうにない。

前半終了

前半の前半は湘南ペース、前半の後半は比較的福岡ペース。ただ、湘南はシュートの質次第で2点は取れた可能性があった。福岡は珍しくPKで得点できた。こういうのも、過去5試合で5連勝している相性の良さが関係しているのかもしれません。

後半

スタートからお互いに惜しいシーン。得点の予感。

49分頃。オフサイド判定やファウル判定にフアンマが文句はかなり言っている。イエローもらう予感。最近大人しくなったかと思ってましたけど、やはりフアンマ。というか現時点でまだもらってないのは、むしろ審判と相性がいいのかもしれない。

54分、湘南の杉本に対する足裏アフターのイエロー。今日の湘南のプレーはアフターが多い。普段の福岡がクリーンなチームとは言わないですけど、怪我のリスクが高いプレーが多すぎる気がします。

57分、福岡が自陣からつないでフアンマのシュート。良いシーンでしたがGK正面。

63分、山岸金森アウト、クルークス渡イン。金森本当によく走った。

64分、渡が競り合いでイエローをもらう。手の使い方に指摘の模様。早い。

66分、フアンマが講義でイエローをもらってしまう。もらうとは思ってはいましたけど、もったいない。ただ、湯澤とタリクの接触に関しての抗議で、とても仲間想いではあるんですよね。

球際激しい試合。渡の前線守備がかなり助かる。73分頃、タリクが太ももにトラブルで交代。接触も多かったですけど、水をたっぷり含んだ芝で足にダメージはあるかもしれませんね。

77分頃まで。渡が非常に働いている。フアンマも収まりはしてますが、前線へダッシュをするには疲れている模様。本当に渡様様。

81分、フアンマと杉本アウト、城後とグティイン。0−1で逃げきるプランですね。城後は渡と一緒にDFWとしての役割を求められたと思われます。

91分、村上の飛び出しパンチングが湘南に直接渡る。シュートを打たれるも枠外。今日一番ヒヤりとしたシーン。愚直にパンチングをしてきた結果、こういったシーンも出ますね。

湘南はウェリ目掛けてパワープレイを継続中。サンドバック状態ですが、なんとか凌いでいます。J2を勝ち抜いた頃の5バックを思い出しますね。

AT6分。ほんと最後のラストプレーと思われるクロスに湘南大橋のヘッド。これが決まって同点。1−1。

最後の最後のプレーということもあり、長い時間VARチェック。得点は認められて同点となり、そのまま試合終了。

試合終了

ほぼ勝ち点3を手中に収めかけていたところから勝ち点1へ。ただし、主導権を握っていた試合ではなかったため、引き分けという結果そのものには納得感はあります。もちろん勝利で4連勝と行きたかったですが、そう簡単には行かないところもJ1ですね。

最後の失点にどうしても目が行きますが、そこに至るまでかなりの数を村上が防いでくれていたのは忘れてはいけない。最後に帳尻合わされてしまったという感じで個人的には捉えています。

個人的MOM

今日は個人的に金森。PKを獲得したシュートしかり、交代までプレーの強度、範囲、すごく良かったです。

次点で志知。特に攻撃面で目立っていました。あわよくば志知が絡んだプレーでもう1点取れていれば違ったかもしれません。

23時から冨安、アビスパは25日に鳥栖と対戦

今日も冨安を応援です。もう土曜はサッカーな日。

そしてアビスパは次節、また鳥栖とやります。今年6回目だと思うんですけど、試合やりすぎでしょう。近場ということなら、個人的には鳥栖4大分4でばらけさせてほしいですが。

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