J1第10節 アビスパ福岡 1 – 0 FC東京 マッチレビュー

J1第10節 アビスパ福岡 1 – 0 FC東京 マッチレビュー

今日は私用があったのでリアルタイム観戦できず。試合開始後60分くらいからDAZN観戦。情報も全てシャットアウトしてゼロから見るか迷ったんですけどね。

スターティングメンバ―

アビスパ福岡

控えメンバー

FC東京

控えメンバー

ついに山岸と杉本復帰。そしてクルークスがサブメンバーに。試合前の期待感はかなり大きいメンバー発表となりました。森山のサブ登録もいいですね。長谷部監督は使わない選手をサブ登録はしませんから、一定の信頼は得ているはずです。

この後は試合開始から試合を見直して書きます。

アビスパを中心に振り返る

前半の決定機はFC東京に多かった

東京の場合、ディエゴ・オリヴェイラの「個」が強く、スペースあるところに若干アバウトなパスでも決定機が演出されていました。福岡はそれに対して、グローリが重点的に見る形でした。がしかし、序盤はちょっとやられるシーンが目立っていたように思います。

枠内に危ないシュートを何本か打たれましたが、それを村上がセーブ。それをいくつか続けるうちに、グローリと宮が対応に慣れていった感じに見えました。後半途中にはショートパスの連携による崩しもされてきましたが、前半は主にロングパス一本で勝負というのが多かったですね。

福岡の前半は惜しいというシーンは一本だけ。志知のクロスのファーサイドに合わせようとした金森のところ。GKが触ってなければいけたんじゃないかとは思いましたが、シュートを打つまでには至らず。惜しいシュートシーンこそなかったですが、初スタメンの杉本はさすがのプレーでした。もっともっとよくなりそうなんですけど。自分で切り込めるし、ゲームメイクもできますし。

前キャプテンの相方として入った田邉も効いていました。ディフェンスラインに入ってビルドアップをしたり、守備時のディレイやデュエル等、気持ちの入った良いプレーが多かったです。古巣相手ということも関係してるかもしれませんね。

後半途中からはアビスパの時間帯

山岸がよくボールを前線で収めてくれてましたから、連携で崩していく時間を多く作れました。前半はあまり効果的に攻めで絡めなかったエミルでしたが、後半は可能性を感じるクロスも多々ありましたね。

スタミナの落ちない前キャプテン、良いポジショニングとアイディアのある杉本。この二人がボールを取られないということもあって、志知と田邉も高い位置を取りやすくなりました。

先制点はそういった流れから生まれました。左サイド山岸がスルーパスを保持してキープ。それを前線に上がった志知に渡し、PA内でターンからの早いクロス。そこで数人が絡み、田邉のシュート性のクロスに合わせたメンデスがゴール。

ついに出たメンデスのゴール!しかしオフサイドかどうかのVAR判定が入ってましたし、大丈夫かどうか確認しないとわからないという状況でした。すっごい嬉しいのに、ゴールの瞬間に喜びを爆発しにくかったです。そしてゴールと判定されました。良かった良かった。

それからの時間、アビスパは上手に時間を使いながら久々の1-0で勝利。J2時代は5バックで完封するということも多かったですけど、前線に山岸がいる時は変に後ろを重くせずにやった方が安全ですね。今回も締めに湯澤さんが投入されましたが、比較的前目の方でディフェンシブな選手といった感じでした。

MOM

今日の個人的MOMは志知。次点で村上。

杉本というスペシャルなSHが戻ってきたことで、非常に良さが出てたと思います。左サイドの攻撃が活性化されましたし、クロスの質も素晴らしかった。

試合の流れを読むプレーとして、相手のカウンター時に左サイドから右サイドまで移動してパスカットしたプレーはしびれました。セレッソ戦で退場してしまった出来事は、今日の好プレー連発に大きく影響あったのではないかと思います。

クルークスJリーグデビュー

短い時間でしたが、センスの良さが光りました。球離れも良く、パス精度も高かった。まだまだこれからだと思いますけど、十分期待してよさそうな印象です。

身体がキレてましたから、合流できない間とかもちゃんと準備されてたんでしょうね。エミルとクルークスが連携した崩しもこれから面白そうです。

次はルヴァン

ようやくミッドウィークがリーグ戦ではなくなります。今日はサブに森山が入ってましたし、ルヴァンのボランチは森山とカウエかな。

アビスパ福岡カテゴリの最新記事