毎度のことですが、スタメン発表前はドキドキ。
スターティングメンバー
山岸と重廣が続けていない。コロナ禍関連なのか怪我なのかもわからないですが、核となる選手がいないのは本当に痛い。しかし、どのチームも条件は同じですからね。仕方ない。
目を引くのはメンデスの復帰と北島のスタメン。ちょうどユースについて先日記事で書いたばかりですが、果たして…
アビスパを中心に振り返ります
ここから試合後に書いてます。気持ちが入りすぎて、しばらく書けなかった。自分が応援してるチームだからこういった感じなのかと思ってたんですけど、今日の他チームサポの方からも「ナイスゲーム」の声は多かったですし、やっぱ観客に伝わる試合してますよね。うちね、船頭さんがいいんですよ。
前半15分に志知選手が一発レッドによる退場
今日を語る上で、一番の出来事はこれですね。
VARでオンフィールドレビューもしてレッドでした。ボールに先に足が当たっているとはいえ、深く相手選手の前ももにスパイクが入っていました。これはレッドで仕方ないですし、相手選手が大事に至らなくてよかったと思います。
相手ゴール付近でしたから、意図せずのファールでしょうけど不用意でしたね。
One for all,all for one.
今日の試合見てると「ルーキーズ」でも見てるのかなというくらい、青春なのか感動なのか、伝わるものがありました。今日の試合で負けてしまったら、きっと志知選手は自分を責めすぎてしまうでしょうし、他の選手がそれを望んでいるわけではないのだろうと思いました。勝手に良い方に解釈してるのかもしれませんけど、10人になってからのアビスパに不協和音は見当たりませんでした。
J1初先発となった北島に変えて湯澤を投入。4-4-1でメンデストップ、志知の場所に湯澤、左に金森右に吉岡というSH。こういった布陣に変更となりました。リトリートしてカウンター狙いというわかりやすい形です。攻撃はメンデスがタメを作り、金森と吉岡が絡んでなんとか狙うといったもの。
非常に集中して守れていましたし、一体感がありました。去年J2で守り勝っていた頃のような印象でしたね。
今日のメンデスはとても良かった
今年一番のメンデスだったと思います。苦しい中、前線でマイボールとしてキープしてくれてましたし、そこから展開でもできてました。防戦一方な中、カウンターの怖さを見せることが出来ていたのはメンデスの力が大きかったと思います。今日の動きであれば、今後も大きな期待を持てます。
0-0の前半、2-2の後半
先制したのは福岡。エミルのコーナーキックが流れたところから吉岡が拾い、巻き込み気味のミドルシュート。ゴールポスト付近のサイドネットを揺らすゴラッソ!まさに乾坤一擲の一刺しでした。
しかし、その2分後、セレッソ中島のこれまたゴラッソ。今日はゴラッソしかない。吉岡のシュートも中島のシュートも、GKからすればノーチャンス。
その後、セレッソは交代で出場の加藤が点でクロスに合わせた技ありゴール。J2時代に見た名前の選手がよく活躍してますよね。
セレッソリードとなった中、AT除けば約15分~10分。しかし長谷部監督をはじめ、選手は誰もあきらめてませんでした。
交代出場となったフアンマ。そのフィジカルを生かした驚異的なヘディングが決まって2-2。相手ディフェンスは3人いた中でしたが、とんでもないゴールでした。フアンマは普段から身体の強さだけじゃなく、ゴールへの執着心も強いです。それは自分のゴールというわけではなく、チームのゴールとしての執着心であるように感じます。
その後8分という長いATをしのぎきり、ほぼ一試合を10人で戦い抜きながら勝ち点1を掴みました。
MOM
今日の個人的マンオブザマッチは村上選手。「こういった全員で戦えた試合は全員がMOMです!キリッ」でもいいんですけど、でもやっぱり村上選手ですね。後半完全にやられたシーンを神セーブ。一試合通して切らさなかった集中力、鳴り響いたコーチング。タフな試合だったからこそ、村上選手の良さが光りました。
感動で感情がぐちゃぐちゃ
先制して2分で追いつかれるし。前キャプテンがカニばさみされるし。湯澤さんの目の上とても痛そうだし。フアンマのゴールには福岡を応援するすべてのサポーターの思いが籠っていたように見えたし。
一試合でこんなに心が揺り動かされたのは久々でした。思い起こせば、あの長居以来の感動だったのかもしれません。
勝てはしませんでしたが、こんなに満足できる試合はそうそう出会えません。序盤に書きましたけど、うちね、船頭がいいんですよ。
さて、長谷部監督は川崎相手にどうしますかね。試合終了の笛は次の試合開始のホイッスルだってDAZNで誰かが言ってました。こんなタフな試合の後にきっついな~。