キャンプはなかなか濃い感じで出来ているようですね。情報はINSIDE FUKUOKA様オンリーでございます。
今日で1月も終わりですし、もう3週間ちょっとで開幕ですね。今年はなんだか早い気がします。※昨日から書いてました。
そんなオフシーズンならではの企画を考えていまして、ちょっと時間がかかってしまいました。今回は懐古な記事となっています。
アビスパ福岡在籍歴が長い外国籍選手TOP10
定義としてはリーグ戦に限る形としています。チーム名が「アビスパ福岡」名義になってからの在籍ということで、JFL時代も含みます。※一部例外有
10位 フェルナンド・エンリケ・マリアーノ
51試合出場。1998年~1999年在籍。
やばいくらいに懐かしい。身長は小さい印象でしたけど170cmもあったんですね。フィジカルモンスターです。
守備にかなりおわれたとは思うんですけど、カウンターの時は核となって攻めあがっていました。実際、得点パターンが限られていたアビスパにとって、一番可能性の高い戦術だったと思います。
8位(同率) パベル・バデア
52試合出場。2000年~2001年在籍。
フェルナンドが去った後のアビスパのボランチ。こちらもフィジカルが強く、左足のキックに特徴がありました。ベルマーレやレイソルでの経験から日本に慣れていたこともあって、チームの中核をなしていました。運動量が多くて左足のキックが正確。替えの効かない選手でした。
特に2000年、Jリーグが前期後期と別れていた頃の後期が最大の見せ場。ビスコンティ、モントージャといった歴代最強とも言える外国人トリオで最終6位。これが現時点でのアビスパ最高順位。監督はもちろんピッコリ。
バデアのいい感じの動画がない、、、記憶には鮮明に残っているんですけどね。Google検索結果画面に出てくる画像がアビスパユニフォームなのが地味に嬉しい。
8位(同率) キム・ミンジェ
キム ミンジェ
— armador (@armador100) January 10, 2014
アビスパ福岡 ⇒ 愛媛FC
きっと活躍してくれる pic.twitter.com/iE9WCof42q
52試合出場。2011年~2013年在籍。
J1時に加入し、J2に落ちた後も2年間在籍。
縦にスピードで勝負するタイプだった印象があります。アビスパに3年在籍した後は愛媛に1年在籍。動画はプレイ動画で良い感じのがないですね。いかん、二つも続いている。。。
J1昇格時に加入したというのに、アビスパにとっては非常に難しいタイミングでした。元々左SBは中島がやっていましたが柏へ移籍。前線のターゲットマンだったジャンボもいなくなっていました。外国人枠はキム・ミンジェだけでシーズンをスタートし、夏に加入したハマゾッチは1ゴールのみ。※孫君もいましたけどリーグ戦出場経験ないので除外。
足元が上手いというより、泥臭くがむしゃらにサッカーをする感じだった印象です。
7位 アントニオ・ベント・ドス・サントス(ベンチーニョ)
今度はちゃんとベンチーニョにパスの林。 しかし巧いループシュート。 pic.twitter.com/WoOXtiQAre
— Yoshino Conductor (@Yoshino_ZLS) November 7, 2018
61試合出場。2003年~2004年7月在籍。
アビスパ福岡を最後に引退したFW。松田監督新体制になってからの攻撃の核。得点力は高いし自らパサーとしてゲームも作る。それも高い次元でこなす素晴らしい選手でした。
日本では1994年にイタリアジェノアに移籍したカズの代わりとして当時最強の一角だったヴェルディに在籍しています。その後ブラジルに戻り、また日本に来て、ブラジルに戻り、また日本に来ました。
アビスパでプレーしていた頃はサッカー人生における晩年でしたが、松田新体制では若手を辛抱強く使って育てていたので、キャリアのあるベンチーニョは非常に助かる存在でした。
6位 イ・グァンソン
66試合出場。2014年~2015年在籍。
長身CB、ヘディングが強い壁。マリヤン・プシュニク監督と井原新体制1年目でプレー。
現在はKリーグでプレーしています。2016年Kリーグクラシックベストイレブン候補に入ったというツイッターの記事を見ました。昨年は慶南FC所属となっていて、邦本のチームメイト。
ヘディングの強さと笑顔が素敵だったという印象ですね。
5位 パク・ゴン
69試合出場。2013年~2015年在籍。
マリヤン時代に多く出場していた選手ですね。2015年井原体制では3試合の出場に留まりました。印象は熱くて真面目な男。
ザスパクサツ群馬に所属していた時、試合後に挨拶に来てくれました。現在は韓国でプレー中。CB、ボランチといける守備の人。ドゥジェ同様に足元の技術も前評判の高さはありましたが、個人的にはフィジカル勝負の人って感じでした。
4位 カルロス・アルベルト・マジョール
78試合出場。1994年藤枝ブルックス、1995年福岡ブルックス、1996年アビスパ福岡所属。
冒頭に書いた一部例外の方です。在籍した3年間全て違うチーム名でサッカーをした稀な選手。所属チームは同じなのに。
アルゼンチンのフットボールサイトによると、アルゼンチン人指揮官カルロス・マジョール氏(51)がJリーグ2部、レノファ山口の次期監督に就任する模様。マジョール氏は1994〜96年までアビスパ福岡でDFとしてプレー。引退後はAAアルヘンティノス・ジュニアーズ などで監督を務めていた。 https://t.co/RPpPyyQ8Gg
— yosuke (@maimaidenden) May 28, 2017
少し前にレノファ山口の監督をやりました。その時にそうとう久しぶりに名前聞いたと思いましたが、そりゃそうですよね。プレイヤーとして在籍していた頃、私たぶん受験勉強とか部活とかばっかりでしたし。
もううろ覚えでしかないですが、テレビ中継で岩井選手がCKからヘディング決めたシーンとかしか、、、あとマラドーナがオーバーヘッドを無理やりロングで蹴っていたりとか。中盤にはトログリオ、永井篤志がいたりとか。もうそれくらいのイメージしかないくらいの頃。特に藤枝ブルックスの頃はまったく知りませんし。
カルロス・アルベルト・マジョール監督 期待しています!
— レノファ山口FC DVD公式 (@RENOFADVD) June 5, 2017
※1996シーズン アビスパ福岡時代のフリーキックhttps://t.co/BDkbD929PH https://t.co/a51xs2C7ql#renofa pic.twitter.com/ixZbh9Xvdn
監督として山口に来た時、井原監督とマジョール監督がレベスタで指揮を執っている姿はなかなか良かったです。アビスパ創成期の選手が監督として現アビスパと対戦するというのは、なかなかドラマがありました。
3位 ウェリントン
83試合出場。2015年5月~2017年在籍。
強烈なフィジカルと空中戦の強さ、前線から守備もやるし、ビルドアップ時のタメも効果的。プレーとしてワールドクラスな部分もある一方、試合中のイライラでイエローをもらいやすかった側面も。
アビスパ史上最高のFWの一人に挙げられる選手。直近のJ1昇格時の立役者でもありますし、今更紹介するというほどでもありませんが。ウェリントンが累積で試合に出場できなかった試合の日、試合前に突然レベスタの階段上がったところにやってきて囲みサイン会が行われました。笑顔がとても素敵で、子どもにサインを書きまくってましたね。
ヴィッセル神戸でも爪痕はしっかりと残せたようですし、さすがの選手でした。引退後のOB戦でもなんでもよいので、いつかまた福岡の地でプレーを見せてもらいたいです。
余談ですが、一応書いておこうと思います。プレーオフで名古屋に負けたあのウェリントンのシュートはゴールでよかったと思う…
2位 ホベルト
97試合出場。2004年~2006年在籍。※2007年契約後に退団
クラブ史上初の外国人キャプテンを務めた選手。アビスパの歴代ベストイレブンを組んだ時、ボランチの候補としてまず名前は挙がるはず。試合終盤まで運動量は落ちませんし、真面目で良い人。サポーターからも好かれてましたが、当時のボスの意向により退団。この流れはおおいに物議を醸しだしました。
アビスパを退団後、大分、鳥栖と九州でプレー。九州のクラブはどこも資金難でしたから、もっと余裕のあるクラブでプレーしていれば契約満了等にはなっていなかったんじゃないかと思います。プレーしたどのチームでもきちんと評価された選手です。
2006年J1での戦いを支えたキャプテン。
1位 アレックス
186試合出場。2003年~2007年在籍。
福岡に来る前は川崎でFWの選手でしたが、松田監督により左SBにコンバート。以降、監督が変わると再び前線の選手になったりもしましたが、基本的に左SBの選手として定着しました。
にしてもアビスパだけで186試合出場ってすごいですね。アビスパの良い時も悪い時も知っている選手と言っていいでしょう。先日の新感にも来てくれていましたが、日本語ぺらぺらなのがまた凄い。
在籍時の印象はとにかく足が速い。「振り切る」って言葉が似あう選手でした。晩年、讃岐でのプレーを見ていた時は、逆に上手さで試合をしていました。プレーヤーとして変化しながら階段を上っていけたんだなと見ながら思っていました。
まとめ
初の企画物でしたが、数字に沿った抽出はやってみて楽しいですね。自分がすでに物忘れがかなり激しいのだということに気づかされますし…
ではまたの機会に。