新年感謝の集いに来てくれる引退選手達

シーズンが始まれば各試合の振り返りや個人のフィーチャー等しやすいんですが、この時期はちょっと限定的になりますね。

オフシーズンの話題として補強以外に印象的だった出来事はアビスパの功労者が引退したこと。

それぞれ叱咤激励を受けながら、チームを背負って戦ってくれました。期間の長さでどうこう言う業界でもないかもしれませんが、末吉選手は通算6年、堤選手は通算7年と長期間の在籍となりました。

末吉隼也

引退時はSC相模原。他クラブのホームページであそこまでアビスパ福岡について触れて引退した選手は初めてだったかもしれない。本人にとって、アビスパ福岡がとても思い入れのあるクラブだったということだろうと思います。

2010年、中町公祐と共にボランチを組み、チームの骨格を成していました。二人のバランスが非常によかったのをよく覚えています。どちらかといえばゴール前に飛び込んでいくのは中町選手の方が多かったと思いますが、末吉選手が守備専門だったというわけではありません。

2011年、J1の戦いでは苦しい思いをしたと思います。開幕から9連敗。シーズン初の勝ち星は14試合目という。やっている本人達にしかわからないであろう空気だったと思いますし、色んな「タラレバ」が浮かんだことと思います。

そんな中でも、チームの一員として全うしてくれた末吉選手。いつかアビスパ福岡に関わる仕事に戻ってきてくれたらと思います。

堤俊輔

金髪のディフェンダーでピッチではすぐわかる選手でした。

アビスパでは188試合の出場。レギュラーだった時期もあれば、ベンチが長かった時期もありました。

堤選手が凄いなと思ったのは、ベンチが続いてなかなか試合に出れなかった頃にやっと出番が来たという時。非常に高いパフォーマンスで気持ちを感じました。たしかナイターの岡山戦だったと、、、と思って動画を探したらありました。

2018年(アビスパ在籍最後の年)はリーグ戦出場11試合。それでも、出場した試合は十分なパフォーマンスだったと個人的には思っています。

堤選手といえば、『ツツスタグラム』が有名でした。試合終了後のバスの中をインスタにUPしてくれて、選手とサポーターを繋ぐ役割を果たしてくれていたと思います。

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アレックス

引退は去年の4月なのですが、1/26の感謝の集いにアレックスも来てくれるそうですので触れたいと思います。

今でもアビスパサポーターでは語り継がれている「アレックスと古賀誠史の左サイド」のアレックス。ドリブルしてるのに相手が置いていかれるスピードがありました。

監督の意向やチーム事情でFWをする時もありましたが、基本は左SB。個人的には2006年J1の戦いでグラウシオとアレックスで前線を翻弄する姿が好きでした。シュートも上手かったですしね。

アレックスの凄いところは、移籍していったどのチームでも重宝されたところにあると思います。そして讃岐以外の全てのチームで得点も挙げているという。もう一度言いますが、彼は左SBの選手です。

昨年、Jリーグアウォーズで功労選手賞が授与されました。アビスパ福岡に5年も在籍した選手がこういった賞をもらうというのは、なんだか嬉しいですね。

成岡翔

長くジュビロ磐田に在籍していましたが、2011年アビスパ福岡がJ1で戦う為に獲得した選手。

あまり感情を表に出さないタイプだったと思います。しかしサボったプレーはないし、真面目な選手。あとイケメン。

動画はJ1でホーム2連勝を決めた一撃。アビスパ史上、もっとも距離のあるヘディングのゴールではないでしょうか。成岡という選手にヘディングの印象はあまりないんですけどね。

本当にお疲れ様でした

選手寿命がお世辞にも長いとは言えないサッカー選手が、アビスパ福岡でプレーしてくれたことに感謝しています。

私などよりもっとコアに応援されている方は沢山いらっしゃると思いますが、引退される選手を思い返してみると、けっこう思い返すシーンがありました。

アビスパはJ1での戦いで苦戦を強いられることが多かった分、その時に在籍してくれた選手には思い入れもより強くなるのかもしれませんね。

ちなみに新年感謝の集いは私は行けません。一応ちょっとですけどスポンサーなので、参加のお誘いはご連絡いただいていたのですが用事がありまして。行かれる皆さんは是非楽しんできてください。

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