今日はDAZN共同ドキュメンタリー第2弾の公開がありました。
この第2弾は山ノ井がフィールドプレイヤーで出場したことを取り上げる回でもあったので、もしかして更新発表を合わせたのかなと思いましたが真相やいかに。
今年の山ノ井
今年はルヴァンで3試合出場。リーグ戦の出場は無し。
GS初戦で永石が3失点したことが関係してか、2戦目のホーム東京戦ではスタメン。1−0で勝利し、アウェイ磐田戦にもスタメンで出場するが1−0で敗北。4〜6戦目は永石がスタメンに戻り、その後GKとしての出番はなかった。天皇杯に関しては1試合も出場していません。
ルヴァン準々決勝初戦、コロナ禍で選手が揃わない中で終盤にフィールドプレイヤーとして出場。非常に珍しい出来事のため、福岡の地方ニュースに限らず全国的に取り上げられることになった。この出来事の詳細は前述のとおりDAZNで視聴できますので、まだ見てない方はぜひ。スタッフの奮闘もよく描かれていて、いかにスクランブルな事態だったのかがわかります。予告編はYOUTUBEにあるので貼っておきます。
山ノ井は高卒でアビスパに入り、来年はアビスパ7年目になります。しかし、六年間で出場した試合数はリーグカップ合わせて10試合に届きません。
出場した試合が少ない上にコロナ禍で練習見学もほぼできなくなりましたから、まれに見る試合でしか成長度合いを測ることができません。あくまで外野の意見ではありますが、レンタル等を活用してもっと実践経験を積むべきなのではないか?という疑問はあります。GKというのがあまりに特殊なポジションなので、そうそうチャンスが巡ってこないということも大きいです。
しかし、そういった考えとは別に、ホームグロウンの選手だし積極的にクラブのイベントにも参加してくれますし、ありがたい存在でもあると思っています。GKの人数確保が必要という問題は常にありますから、これはどこのクラブでも山ノ井のように出場機会が限られるGKがいるということです。選手ですから、誰だって試合には出たいはずです。
エリートリーグがあればいいのに
チーム内競争で上がってきてほしいとも思いますが、まずは来年エリートリーグに参加してもらいたいなと思っています。W杯も終わりコロナ禍で過密日程というのもだいぶ緩和されるはず。ユースとトップチーム、そして福大の練習生なども絡んで試合をしやすいエリートリーグは個人的にぜひ参加してほしいです。そして長崎さんみたいに、できれば映像も配信していただけると…機材の問題等あるので、簡単なことではないでしょうけどね。
ここまでの更新を少しだけ振り返る
すでに更新発表は半数近くきました。
11名更新、2名満了、1名引退、3名新加入。満了が2名ともユース出身選手であり、移籍加入の2名がA契約選手。必然的にまだ放出の発表はあると思われます。ある程度出回っている情報もあると思いますが、ここでは公式発表に合わせたものとして書いています。
12/3(土)時点で更新発表された選手に新加入選手を足した一覧が以下の通り(順不同)
GK:永石A、(H)山ノ井B、(新)坂田A
DF:宮A、奈良A、湯澤A、井上A
MF:平塚A、中村A、田邉A、(H)金森A、(新)紺野A
FW:(H)城後A、(新)鶴野C
現時点で未発表の選手が以下の通り(順不同)
GK:村上A
DF:志知A、熊本A、(H)三國A、輪湖A、前嶋A、グローリA
MF:(H)森山、前A、クルークスA、(H)北島、(H)田中
FW:フアンマA、ルキアンA、マリA、山岸A、渡A
アルファベットは来年のA〜C契約の内訳。ユース出身選手はわかりやすくするためにアルファベットをつけていません。また、井上は今年C契約ですがカップ戦で条件を満たした為、来年はA契約資格を持つことになります。(H)はホームグロウン対象選手です。
現在未発表の選手が仮に全員更新した場合、A契約の人数が26人となって溢れます。したがって、最低でも一人は放出があるということが言えます。※J2下位やJ3の場合、A契約の資格を持っていてもB契約を結ぶ場合があります。
また、森山は登録上DFではありますが、出場が全部ボランチなのでMFでカウントしました。まだ17名が公式から去就発表されていません。2022年の「14選手/31在籍」をすでに発表したということで、現在の進捗は約45%です。
新聞報道で出ている佐藤が加入となれば、さらにもう1名は放出が確定。ファン感やアビスパTVを見る限りは大体残りそうな気がするんですけど、それでも契約の枠の関係上いるんでしょうね。
ある程度は入れ替えがありながら、世代交代や戦術のブラッシュアップ等が行われるのは仕方ありません。どうしても一緒に戦った選手には情が湧きますんでね。たとえアビスパから離れたとしても、移籍先やセカンドキャリアが幸せなものであってほしいと思います。
今回はこれまで。