選手のことを調べながら一つの記事にしてしまおうという企画。去年やった時好評だったので、本当は全員やりたいところですけども。
とりあえずですね、アビスパさんの公式で表記は「ジョン マリ」と書かれていたので、それで統一しておこうと思います。 John Mary なんですが、wikipediaではジョン・メリー。あとはジョアン・マリーというのも見ましたね。和製英語みたいなもんですから、どれが不正解というのはないんでしょうけど。
教えてwikipedia先生
経歴
ナイジェリア・アナンブラ州で生まれ、隣国のカメルーンの首都ヤウンデで育った。2000年からヤウンデを本拠地とするAS Fortuna Yaoundéの下部組織で育ち、2009年にユニオン・ドゥアラへ移籍。16歳の若さでトップチームデビューを果たす。
その後はタイ、セルビアのクラブへ海外移籍。2016年に加入したNKルダル・ヴェレニエでは年間17ゴールを決め、2016-17シーズンのスロベニアリーグ得点王となった。
2018年、中国・甲級(2部)リーグの梅州客家に移籍。移籍1年目で24ゴールの活躍を見せ、中国2部リーグ得点王となった。
2019年7月、中国スーパーリーグの深圳FCに移籍金410万ユーロ(当時のレートで約5億円)で完全移籍。
2021年3月、アビスパ福岡に期限付き移籍することが決まった。
個人タイトル
・NKルダル・ヴェレニエ
スロベニアリーグ 得点王 : 2016
・梅州客家
中国・甲級リーグ 得点王 : 2018
※wikipediaより抜粋
直近では中国スーパーリーグで活躍していた
英語版のwikipediaを見る限り、数年連続で得点を重ねてますね。しかも中国スーパーリーグでこの得点力ですから、期待値は高い。
埋め込んであるYOUTUBE動画の7分ちょうどくらいのプレーを見る限り、ビルドアップもけっこう貢献してくれるかもしれません。今年のアビスパで言えばフアンマや山岸が前線のターゲットとして頑張ってくれている部分で、大事なのはジェジエウや三浦といった屈強なセンターバック相手にどれだけやれるかです。
こちらのサイトを参考にすると、世界的リーグレベルはJリーグが32位、中国スーパーリーグは29位。そこで得点を量産できているFWなのですから、能力は高いのでしょうね。速くて上手く、強いストライカー。良さそうです。
環境が合うかどうか
良い選手が良い働きをするとは限らない。これはサッカー界でよくある話だと思います。
ジョン・マリは2021年のアビスパ福岡において8人目の外国人選手です。アフリカ圏の選手はマリのみですが、多国籍であるということはマリにとって悪くない状況なのではないかと思っています。例えばオール日本人の中に一人だけ外国人というケースよりも、はるかにやりやすいんじゃないでしょうか。
日本という国の文化、そして気候が合えばやれると思います。これまでマリが在籍した国と比べ、日本は島国特有の気質があるように思います。言葉にするのはなかなか難しいですが。
森本がパラグアイで試合に出たみたいですけど、日本だとちょっと考えられないですからね。そういった国の文化の違いみたいなものに戸惑わなければよいなと思います。
気候に関して言えば、湿気でしょうね。個人的な話ですが、グアム等の海外に行って暑いと言われても、意外と気分よいものです。しかし、湿気の伴う暑さはきつい。今からまさにそういう時期に入りますから、そこも問題なければよいですね。
外国籍FWが3人
過去のアビスパに外国籍FWが3人所属することってありましたかね。2人っていうのは多々ありましたけども。
仙台さんがクエンカ退団とのことですから、現在のJリーグで一番登録外国人選手が多いチームとなりました。まあ、これはこれで爪痕残っていいんじゃないかと個人的に思います。外国人選手が活躍しやすいチームというのも、ポジティブに考えれば、良い選手が海を渡って来てくれやすくなるかもしれません。
さて、ジョン・マリのJリーグデビューはいつになりますか。週末の広島戦の途中交代で出場というのが濃厚だと個人的に思います。