WEBで独立して仕事していた頃のお話

  • 2020.01.24
  • web

私、一年前までは個人でWEB関係の仕事をしていました。WEB関係っていうのはだいたいホームページ制作だったんですけど、ライティングの仕事も多かったのでそんな感じで表記しています。

ありがたいことに仕事は途切れることはなく、むしろお断りしながら仕事していました。ただ、失敗だったなーと思ったのは「シェアオフィスでも借りればよかった」ということ。海沿いのシェアオフィスで良いところをみつけたのは、現企業に入社してからのことでした。やる気の出る環境を整えるってとても大事です。

仕事のルーティン

私はデザインを始めると仕事を途中で途切れさせたくないので、当時のルーティンは『仕事→休み→仕事→休み→仕事→休み→休み』で回していました。そう、週休4日です。

ただですね、仕事と決めている日は朝の6時から働きはじめ、深夜の1時~2時くらいまではやっていました。食事やら風呂やらで休憩を挟む時間がだいたい合計で4時間くらいだったので、一日の仕事時間が15~16時間となりますね。それを週3日やれば45~48時間。一般的な社会人の一週間あたりの仕事時間と変わらないくらいにはなるのかなと思います。

やってみて思いましたけど、WEBデザインで独立するなら『電話は取らない』を徹底した方がよいです。私に限った話かもしれませんが、個人で仕事する時って気分転換がけっこう難しかった記憶があります。チェック体制にしても一人では難しいわけですから、周りが「その程度のこと」と思う内容が、やっている本人からすると「大層なこと」になってしまうのです。まぁ、あくまで個人で仕事する場合の話ですし、作業中心でやっているならばという前提です。

どうやって仕事を得るか?

どんな業界でもそうだと思いますけど、独立して仕事があるのかどうかですよね。私は独立前から「個人でお願いしたい」という個人レベルの制作依頼が3件くらいありましたし、とりあえず独立しても最初の3件はあるという状況から始めました。

3件くらい対応していると、人というのはホントご縁でして、知り合いから紹介が続きます。「いつ頃手が空きますか?」というのが続き、なかなか制作が途切れないわけで。本当にありがたかったです。

ただですね、WEB制作の一番難しいところは『ゴールの設定』だと思うのです。

相手次第でゴールや行程は変わりますし、クライアントのキャラクターも様々です。WEB制作って一種のコンサル的要素があるので、提案は差し込んでおかないといけない部分もありますし。

当時は外部委託で優秀なディレクターから仕事を受けてデザインだけやりたいなと思っていました。自分がディレクターで入ると結局デザインまで自分でやった方が早いという考えに至るので、やはりディレクションを任せたいとなります。※優秀というのがとても重要

個人で仕事する上で一番怖いのがトラブルです。クライアントと接点を持たずに制作会社から外注でデザインしている方がまだ安全と個人的には思います。

なんでもかんでも自分でやらない

これは自分がやっていて『失敗だった』と思っている部分です。

精神的に追い込まれていくので、なるべく事務的なものとかはお金を払って助けてもらったほうがよかったですね。

「お金を稼ぎたいのか」

「縛られない仕事であればいいのか」

そういった自分の真意みたいなものを明確にしておかないと、業務量が増えた時のエネルギーが枯渇してしまいます。

結果、私が個人で仕事をすることをやめた理由は

「寂しかったから」

です。これ、デザイナーの知人に話すと「甘えん坊かっ!」とタカトシのように突っ込まれる話題ですけど、わかる人にはわかるんじゃないかなーと思うんですよね。

もっと独立した人間同士でやっているプロジェクトに顔出したりすればよかったなと後悔したものです。いつかそういう日がまたくるのかもしれませんが、今は私はレスターの人間。あまり書けませんね(笑)

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