書きながら私自身も新加入選手のことを勉強している節があります。実際に調べてみると怪我していた等のドラマが各個人にありますね。
今回で新加入選手の紹介は最後の予定です。
2020年新加入の日本人選手
福満隆貴
1992年2月22日生まれ、鹿児島県出身のOMF。セレッソ大阪からレンタルで加入。読み方は『ふくみつ たかき』
いわゆる2列目の選手。所属はセレッソですが、前年度はレンタルにより水戸でプレー。高校卒業後は専門学校→JFL→J3→J2→J1とステップアップを続けてきて、27歳にして各カテゴリーを知る男。JFL時代はキャノンのカメラ部品を作る工場で働きながらサッカーをしていたという、おもわず応援したくなる選手です。映画の主人公みたいな設定。。。
長谷部監督のサッカーを前選手と同じく体現してくれることを期待しています。使われ方は主に右SHですが、学生時代はボランチやサイドバックなど様々なポジションを経験しているようです。
シュート、パス、ヘディング等様々なプレーの幅が広い万能型。アビスパの右SHは松田選手が攻撃にも守備にも広く参加していましたから、こういった労を厭わない選手の加入は大歓迎です。
カテゴリーは違う頃ですが、山口在籍時に年間19得点あげたこともある為、得点力にも大きな期待がかかります。単純比較で去年松田選手は8得点挙げていますから、福満選手にも二桁得点を目指して頑張ってほしいですね。
菊池大介
1990年1月15日生まれ、神奈川県出身のFW。柏レイソルからレンタルで加入。
2007年に湘南ベルマーレユースからトップチーム昇格して出場。これはJ2最年少出場記録で現在も破られていない。なお、当時の対戦相手はアビスパ福岡だったりする。
アビスパ福岡にはJ1最年少出場記録保持者である森本貴幸もいる為、J1/J2最年少記録保持者のそろい踏みとなった。
ポジション登録はFWですが、オンザボールに特徴がある選手な為サイドのアタッカーとして使われることが多いです。若干守備で後手に回ることが多いという記事をみつけました。ドリブラータイプには多い傾向かもしれませんが。
スタメンでなかったとしても、後半に途中出場で出てきてドリブルで相手を翻弄するという切り札的な使われ方もあるかもしれません。直接的なライバルは石津選手になるのかなと思います。たまたまですが、二人とも名前は『大介』
石津選手の場合はドリブルやシュートも上手ですが、懐の深さとボールの置き方等でビルドアップ時のタメを作ってくれるあたりが個人的に特徴を感じます。去年ずっと確立できなかったビルドアップという点で違いを菊池選手にも見せてくれればと思う次第です。
村上昌謙
1992年8月7日生まれ、滋賀県出身のGK。レノファ山口より完全移籍で加入。読み方は『むらかみ まさあき』
去年はレンタルにより水戸でプレー。前選手・福満選手同様、長谷部監督の就任に伴って移籍してきました。
山口時代から第2GKという枠でいることが多かったですが、一度出場してからは併用という形でキャリアを重ねています。昨年のレンタル先であった水戸では6試合のプレー。
アビスパのGKには絶対的守護神であるセランテス選手、ポテンシャルを感じる山ノ井選手、実績と安定感のある杉山選手の3人がいます。この4人目のGKという獲得はかなり意外でした。タイミング的にセランテス選手が未更新だったので、村上選手の加入が発表された時は「もしや」と冷や汗をかいたものです。
このGK4人体制に関しての意図はまだわかりません。がしかし、保険をかけるという意味では、たしかに4人いてよかったということがないとは言い切れない。それに2018年は当初第2GKだった圍が、結果的に26試合ゴールを守ったわけで。
基本的には紅白戦を沢山行う、育成型レンタルで選手を修行に出す等、色々と考えている部分はあるのかもしれません。
まずはGKに求められている長谷部監督の意図をディフェンス~バックスラインに伝達するという、大事な役割はありそうです。外国人補強のポジション別バランスが良いように、長谷部監督と同時に水戸から移籍してきた選手の役割バランスも良いわけですから。
選手紹介は以上ですが…
新入団選手で漏れはないですよね…
いざ一人ずつフォーカスしようとすると、もし漏れていた時に大変失礼にあたると思ってしまうもので。
私自身、新加入選手のデータや特徴を勉強中でしたので、どうせならと思い記事にしてみました。