J1第34節 アビスパ福岡vs大分トリニータマッチレビュー

先週末にアビスパの試合がなかったので、10日振りくらいの試合ですね。そして今年残すところもあと5試合。

個人的な話ですが、左腕が細菌性関節炎というものになっております。炎症からくる高熱で38度台が3日も続きました。PCR検査も先月二度目で受けました(陰性)が、熱だけはちょっと収まりました。テーブルに左腕が当たっただけで激痛が走るので、PCを触る時は左肩がずっと上がった状態でなります。でもパブロフの犬のようなもので、試合があると書きたくはなるのです。

大体レビュー記事を書いている時は、スタメン発表前に今書いているようなことを書いて下書き、スタメン発表後に簡単な感想、試合中は軽くメモレベルで書いて、最後に振り返りって感じです。一度に書く量がそうないので、問題もなさそうですけどね。

スターティングメンバー

ジョンマリきましたね。そしてシャドーにクルークスですか。先週フォーメーション考察で掘り下げた内容になっていて、ちょっと個人的に嬉しいです。

札幌戦同様、3421、守備時は541という形だと思います。クルークスがペナ角付近で相手にとって危険なキックを多数披露してきてくれましたが、もっと中に入ったところでどんなプレーを見せてくれるのか、本当に楽しみです。

そしてこれまでなかなかうまく機能しなかったエミルとの共演。これも後ろを奈良がカバーできる形なら、良い化学反応が見れるかもしれません。

そしてジョンマリ。そこまで守備に追われないはずなので、今日のジョンマリは爆発してくれると期待しています。

アビスパ福岡を中心に観戦する

前半

5分頃。まだ落ち着かない中、大分が何度か連続してCK。シュートまでは打たれず。福岡の入りも集中している。

10分ほど経過。大分のDFラインの出足がよく、ジョンマリがあまり触れていない。でも調子は良さそう。福岡はボランチから前線へ浮き球が多い。

DFラインを低めに設定し、攻撃時にあまりあげていない。おそらく意図的にやっていると思います。前半限定ならいいけど、中盤が間延びしているんでスタミナにきそう。

18分、大分が右サイドから攻撃。シュートは枠の上に行くも、流れのある良い攻撃。

20分頃、相手DFがボールをもったところをジョンマリがプレスし、そのままシュートを打とうとするもミートまで出来ず。

前半引水タイムまで。福岡は流れを作れていない。大分もDF裏にそこまでスペースがなく、クルークスがもっとタメを作ってくれるといいんじゃなかろうかと。

26分、山岸とエンリケトレヴィザンの接触で山岸が負傷OUT。これは痛い。痛すぎる。しかも今日、200試合達成のメモリアルデーなのに。代わりに金森IN。

29分、遠目からクルークスFKは枠外。今日はエミルとクルークスがいるので、FKは大きなチャンス。

32分、志知のアーリークロスからジョンマリがヘディングシュート。これがゴール。1−0。

志知のクロスはドンピシャで、マリは流石の決定力。素晴らしい。

前半終了

前半のゴール以降、ちょっと時間別のメモを取れてなかったです。インテンシティの高い展開が続き、一進一退。あと、マリが余計なリフティングをしたのはよくない。

山岸は心配。肩の怪我のようでした。脱臼でしょうか。長引かないことを祈ります。肩が怪我箇所のようには見えましたが、かなり頭も揺れていたので怖かったです。

後半

福岡は交代なし。

47分、大分井上の突破。PA内に侵入するも、グラウンダーのクロスを阻止。

福岡は前線でマリが起点になり、クルークスのシュート。クルークスはなかなかミート出来ず。

今日はクルークスのシュート意識が高く、それが悪い方に働いたシーンが目立っていると思います。遠目のシュートばかりでミートも出来ていない。崩さず遠目から狙うというのが自分の選択肢の基本にありそうです。モチベーションが高いんだとは思いますけど、結果的に惜しいシーンになっていなかった。

68分、フアンマと草民がイン。マリとクルークスがOUT。

74分、大分のFKから空中戦。村上のパンチングで逃れ、こぼれ球のシュートもキャッチ。非常に安定しています。

80分頃まで。フアンマがカウンターやロングボールの起点になろうと収めるんですが、そこからのパスが繋がらない。

シュートこそ打たれてはいませんが、押し込まれるシーンが続いています。福岡は少ないパス数でたまにゴール前まで迫りますが、惜しいシーンはなかなかないですね。

87分、今日初めて志知が縦の突破。相手ゴールライン付近まで言ってマイボールに。良いプレー。

91分、金森に替わって渡イン。途中出場ながら金森はよく走ってくれました。

最後時間を上手に使って試合終了。1-0で勝利。

試合終了。アビスパ福岡を中心に振り返る

まず、久しぶりの勝利は嬉しいですね。試合内容はなかなか難しいものでしたが。山岸が早い段階で怪我をして離脱、クルークスはシュート意識が高すぎて崩しが出来ず。得点はマリの個人技のようなものだし、戦術が機能して勝ったとは言えないかなと思います。枠外からシュートを打ちすぎて、PA内にあまり侵入した記憶がないです。もっとパスを散らしてボールを持つ時間を作った方が、システム変更の恩恵も大きく出るんじゃないかと思うんですが。

それでも勝ち切るのは大事だし、ディフェンス陣は素晴らしかった。村上の安定感は抜群、グローリは対人勝利が目立った。志知は決勝点をアシストしたドンピシャのアーリー。

3バック2試合目、チームの出来はイマイチですが勝利しました。勝利したというポジティブな要素が、今日は大事ですね。しばらく勝利がなかったですから。

個人的MOM

今日はジョンマリ。ほぼ個人技と言えるシュートを丁寧に頭で決めました。あれはジョンマリならでは。パスを散らした攻めの形がなかなかできず(早撃ちで自分から失っている)大きな1点となった。

続いてグローリ。今日は家本主審だったということも関係していそうだけど、カードやファウルなしで防ぐシーン多数。空中戦の勝利も目立ち、まさに壁となった。

村上も安定感抜群。危険なシュートブロックこそなかったですが、ハイボール処理の機会が多く、その全てでミスがなかった。

逆に後ろがこれだけ安定していたので、本来は2点目3点目と続かないといけない日であったと思います。

次は11月7日15時にホームで横浜FC戦

連続でホームです。横浜FCさんは前半戦引き分けてます。なかなか上手く良さを発揮させてもらえなかった印象があります。おそらく3バックをまたチャレンジすると思いますが、今日の感じだと山岸はいないはず。中3日の試合でもありますから、選手の入れ替えは結構ありそう。

シーズン終盤、アビスパの選手として目にする機会が残りわずかという選手もおそらくいるはずです。個人的にも出てきて欲しい選手がいたりします。

そしてアーセナルは同じく7日の23時からワトフォード戦。時間はまだ全然いいですね。深夜2時からの試合が一番きつい。4時からの試合はまだ早寝というやり方があるんですけど。

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