オフシーズンに入っていろんな分野をちょっとずつ触っている現在。
今回は比較的新しく設立されたトライアウトについて。
JPFAとは違うトライアウト
日本プロサッカー選手会が開催しているトライアウトがJPFAトライアウト。2020に鈴木惇が参加していて、なんとか次のサッカーができる場所をと思っていました。
それとは別に、ADPトライアウトというものがあります。
WEBサイトはこちら ※別タブで開きます
以前スポニチにも取り上げられていて、Qolyさんも取材されています。 ※別タブで開きます
プロになるためのアピールを行う機会が少ないということで、新しく設けられたトライアウト。コロナ禍でスポーツイベントが多数中止されたことで発足したようですが、これが落ち着いても継続していくのかもしれませんね。
12月4日に福岡会場で開催されるんですが、ここ私の住んでいるところから自転車で10分圏内です。サムネイルに掲載した写真も近くの海浜公園ですし・・・正直非常に見に行きたい。ただし、ここはサッカーを仕事にできるかどうかの人生をかけた場であり、当然サッカー観戦とはほど遠い状況。
去年は一つの会場で2DAYSだったようですが、今回は福岡と関東に会場を分けて5時間の開催に変更されていました。そして今年は5つのJクラブスカウトが来られると書かれてあります。JFLや地域リーグの方など、プロ以外の方もたくさん来られるみたいです。この会場は京都サンガやギラヴァンツ北九州に在籍した内藤洋平さんが運営受託されているそうですから、接点のあるスカウトの方が来られるんじゃないかと想像しています。
休憩を考えれば4時間くらいでしょうか。参加者は何をして、スカウトはどういうところを見ているのか。たった4時間で自分を見てもらう人は、何を考えてどういうプレイをするのか。
これは非常に気になります。
サッカーを仕事にするということ
当たり前にサッカー観戦をしている日々ですが、選手がプロになるというのは本当に大変なことだと思います。特にサッカーはフィジカルコンタクトも激しいですし、年齢による衰えも顕著にでやすいはずです。
能力を評価され、その能力によって貰う金銭が変わるというのは夢もあり非情でもあり。上昇志向を持ってサッカーを磨いていき、壁にあたり、自分がそこを超えられないと感じてしまうかもしれない。それでも仕事としてお金を稼ぐ必要もあって。
サッカーを仕事にするということは、技術と同じくらいメンタルが大事なのではないかと思っています。
これはサッカーに限らず成果物で評価される職業も同じはずです。自分と他者の概念が合うかどうか、そこの金銭の条件は合うかどうか。自分を通すなら突き抜けた個が必要で、ほどほどの個であれば他でもいいとなって埋もれていきがち。そこは縁を優先したり金額を優先したり。
もしくは用意されたベースとなるものをクリアできるかどうか。一般的に会社員として働く場合はこちらだと思いますが、個人の何かを武器にして勝負する場合はそこじゃないと個人的に思っています。そこは抑えどころという概念。
今回の会場が近いということを知り、良い刺激をもらえそうだと感じました。サッカーメディアの方が取材されると思いますけど、個人ブログレベルでは厳しいかな。参加者に失礼のない気持ちの準備ができれば、ちょっと運営に相談してみようかと考えています。ダメならもちろん仕方ないですけどね。
書いた記事を振り返ってみて思いましたが、この記事は伝わる人と伝わらない人にはっきり分かれそうな気がします。多分、同業者なら伝わるんじゃないかな。定期的に仕事に関する刺激が必要なんですよね。
今回はここまで。