JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝 第1戦 ヴィッセル神戸 vs アビスパ福岡

JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝 第1戦 ヴィッセル神戸 vs アビスパ福岡

続けてコロナ感染が発表された先日。今日の出場できるメンバーが全くわからない。

試練です。

スターティングメンバー

アビスパのメンバー発表を見ただけで胸が痛くなったのは初めてです。辛い。

7月21日発表分の陽性者がある程度戻ってきていると思われます。しかし、10日間の自宅待機の直後ではあるため、準備の部分は不明です。

中盤の選手が森山しかいません。おそらく城後がボランチをやるのだと思いますが、今日は森山がこれまで体験してきたこと、学んできたことをフルに発揮してもらう必要がある日。このブログを継続して見ていただいている方ならおわかりだと思いますが、筆者は森山推しです。ピンチをチャンスと考え、パリ五輪候補に名乗りを上げるきっかけにしてほしい。1にも2にも森山次第の試合だと思っています。

おそらく連携で崩すようなサッカーはできないと思いますから、前線でフアンママリルキアンが3人でなんとかということでしょう。ベンチにも人がいませんから、マリがどれくらいできるだろうか。山ノ井はフィールドプレイヤーで出場する可能性は真面目にありえる。

アビスパ福岡を中心に観戦する

前半

まずフォーメーションの確認。

5バック、左から輪湖宮グローリ柳湯澤。中盤に森山城後。前線にルキアンマリフアンマ。

スローインからアバウトなボールがゴール前のフアンマへ。ダイレクトのシュートは槙野がブロック。

CKは少しキックが大きかったか。

4分、神戸の浮き球による抜け出し。村上が何とかセーブ。

神戸は前線の小田がずっと裏を狙っている。ディフェンスラインから質の高い浮き球パスが小田宛にくるので注意したい。

福岡は続けて右サイドから低めのクロスを入れることができている。湯澤と柳のアップダウンがいい感じに見えます。逆に神戸は飯野の突破が脅威。

17分頃まで。森山が上手く飛ばしたパスを繋いでいる。フアンマがサイドでチャンスメイクに回っていて、森山が対角気味でフアンマを狙って起点を作っている感じ。フアンマがキープできるので、湯澤と柳の上がりが効果的。

福岡は引いて守り、神戸はサイドチェンジを多用して横からクロスを狙っている。

31分、マリが空中戦で槙野の肘で頭部にダメージを負う。一旦外に出る。戻ったのでとりあえずは大丈夫の模様。

神戸が外中外でテンポ良くクロス。中ではグローリが跳ね返す。

神戸が広くボールを散らすので、フアンマとルキアンがそれぞれサイドハーフのような立ち位置。

ロングボールにフアンマが競り、マリがマイボールにしてミドル。これが入って0−1。アビスパ先制!

実況がムゴシャと言っちゃってる

AT2分、神戸はクロスからムゴシャのヘディング。村上がセーブ。

前半終了

0−1で福岡リード。

おそらく前半のシュートはマリの1本だけ。もちろん崩しなどはなく、マリの理不尽ゴール。

ルキアンとフアンマもサイドでよく頑張っている。ルキアンは守備面で目立ち、フアンマは前線で起点となる。

後半

神戸は井上に替わって山口蛍が入る。

前半と変わらずフアンマがサイドで起点を作る。ルキアンはサイドの守備で1対1でもしっかり抑える。

57分、神戸は小田が負傷?の模様でユルキが入る。

直後、ロングボールにフアンマがヘディングでマリへ、落としてルキアンがコントロールショット。これが入って0−2。福岡2点のリード。

60分、神戸はイニエスタと大迫が入る。

神戸はイニエスタとユルキから大迫という展開が2回続く。最後に合ってはないものの、ゴール前まで運ばれている。

飲水タイム。湯澤が全身攣ったような状態になり、前嶋と交代。コンディション整わない中で強行出場した結果と思われる。

76分、マリに替わってクルークスが入る。フアンマがトップに移動してクルークスはいつもの位置へ。

77分、神戸は中で繋ぎ、右ハーフレーンから折り返して大迫のシュート。少しだけ枠外。

80分、右から小林のアーリーにイニエスタのヘディング。村上がなんとかセーブ。

今日の福岡はずっと541で守備。中盤は抜かれるもゴール前でやられない。

83分、フアンマが足を攣る。山ノ井がフィールドプレイヤーのユニフォームで準備をしている。

クルークスはずっとセカンドを追いかけてくれる。今日は交代できる選手が少ないので、めちゃくちゃ助かる動き。

89分、クルークスが前嶋のフィードで抜け出し、中のフアンマへクロス。フアンマが収めてシュートをうつも枠外。ほぼ二人で完結した攻撃。

ATは8分。

AT1分、城後に替えて山ノ井が入る。ついにGKがFPとして入った。

フアンマがボランチ、山ノ井がCF。こんなフォーメーション二度と見ることはないかもしれない。

ルキアンがカウンターで攻めるも山ノ井はオフサイドポジション。一人でペナ横まで。

取られた直後、神戸のカウンター。右からのクロスに大迫がヘディング。これが決まって1−2。

ここで笛が鳴って試合終了。

試合終了

1−2で福岡勝利。

アウェイゴールで2点取れたのは上出来です。最後の最後に1点取られてしまいましたが、それを後ろ向きに捉えるより、次への課題として前向きに捉えて良い失点だと思います。

全員がやるべきことをやりました。マリの先制点が入った時は涙腺崩壊。チームを勇気づけるゴールでした。

後半のルキアンのゴールはある意味理想的なシーン。去年実現しなかったマリ、フアンマ、メンデスの揃い踏み。それが今年メンデスからルキアンに替わってついに機能しました。

6日はリーグでガンバ戦

おそらく今日のメンバーの多数が週末にも出場すると思われます。かなり体は重いでしょうし、陽性ではなく濃厚接触で隔離しているだけの選手がいれば戻って来れるかもしれませんが。

新加入の平塚はおそらくここで出てくるはず。今年はJ1残留とカップ戦のタイトル獲得。これが現時点の大事な目標と言えるはずです。体力的には相当しんどい試合になるのはもうわかっていますが、それでもきっとアビスパはやってくれると期待しています。

今日は去年の川﨑戦みたいな立ち位置となる試合だったかもしれませんね。

にほんブログ村

ルキアンのツイッターの写真が素晴らしかったので埋め込ませていただこうと思います。

アビスパ福岡カテゴリの最新記事