諸事情でいきなり19節。今年のアビスパが行う試合としては10試合目。お互いミッドウィークの連戦。
スターティングメンバ―
川崎さんはターンオーバーとは言ってもスタメンが豪華。控えにもスーパースターが。
福岡はGK以外、わりとオーソドックスな布陣。エミルをスタートから使うのは意外でした。なんていうか、「ジタバタしない」という感じですかね。
アビスパを中心に振り返る
結果は3-1で敗戦。当初思っていたよりもしっかりと悔しいです。ただ、選手ができる限りの試合をしてくれましたから、不満があるわけではないです。
悪天候の中で行われた試合
かなり雨が強く、ハーフタイムでは雷雨による中断もありました。そうとうタフなゲームとなりましたが、まずは両チームに大きな怪我がなく終わって良かったです。
主審がファールを取らないことが多かったですけど、もうちょっと取って良かったのでは?と個人的に思いました。
前半は1-1
川崎がボールを握る展開。先制点は川崎。
遠野のミドルがフアンマの頭に当たってコースが変わり、そのままゴール。杉山も遠野のシュートには反応していましたが、あのコースの変わり方はノーチャンス。フアンマもブロックしようとしたところですから仕方ない。むしろシュートを打たれる時にもっと寄せたかった。
今年初スタメンとなった杉山はよく集中していました。古巣相手ということも影響があったかもしれません。
前半終了間際、渡がカウンターで獲得したFKをエミルが沈めて同点。
ゴールからはちょっと距離がありましたが、さすがエミルです。チーム得点王でありアシスト王のサイドバック。
全体的に握られる前半でしたが、エミルのゴールもあって「いけるかも」と可能性を感じることができるハーフタイムとなりました。
後半はパスが繋がらず
川崎の守備強度が上がったのか、福岡の疲労等からパス精度が落ちたのか。ポジトラがうまくいかなくなりました。特に川崎の交代でジェジエウが出てきてからは、それが顕著に。
フアンマがある程度収めてくれていたところがうまくいかなくなり、前線のターゲットをメンデスも入れて2枚にしましたが、繋がらず。メンデスもけっこう競ることは出来てましたが、サイドハーフと連携するところまでは難しかった印象です。
特に前キャプテンのパスが繋がらなくなってしまった。相手の強さも多いにありますが、キャプテンの場合、一番は疲労でしょう。
2-1のスコアで後半終了間際までいきましたが、最後に3点目を入れられて試合終了となりました。
連戦は言い訳にはならないが…
選手層の厚さという部分でクラブの力の差が出た試合だったかなと個人的に思いました。特に、今の福岡には前キャプテンを下げる選択肢がない。チームの心臓からパスが上手くつながらなくなってしまっては難しい。
杉本、重廣のどちらかでも復帰できれば非常に大きい。しかし、すぐFC東京戦です。その後はルヴァンではありますけど、スタメンからは一度はずすべきではないかと感じています。疲労の蓄積から怪我もありうるわけで、そこはほんと怖いところ。
今日はパスがちょっとずつすべてズレてしまう印象になりましたが、そもそもそれが相手のペースということかと。技術面だけでなく、相手の攻撃時間とプレスで陥ってしまう部分だと思っています。
川崎さんはやはり強かった。
すぐにやってくるFC東京戦
コンディション重視でやるしかないのでしょうね。コロナで離脱している選手もいますし、怪我で離脱している選手もいます。ルヴァンカップを除けば連戦最後の試合です。こういったハードな状況だからこそ、チームは団結して頑張ってくれると信じています。